再生
情緒あるモノのコトバ
<木城弁(?)翻訳> どうも、煮しめでーす。 石河内で、しれっと、ぴしゃっと、生きてますわ。 しかし、今日もよく喋るわ。 でも、ぴしゃっと手も動かしてよ~。 ちょっと、ちょっと!! こんなタイミングで来て、あんたラッキーやね! 天気とか、時間とか、条件が揃わないと見れないから。 見て、見て!虹、虹!! あんた、ほんとラッキーやったね!! あ、どうもどうも。 いつも天井から、みんなが来るのを待ってるんですよ。 初めてだし、数もすごくたくさんあるので 大変かもしれれないけど、柄だけでも覚えて帰ってください。 あぶない、あぶない。 人が来たよ、こまるわー。 こんなところに、何しに来たのよ。 まぁ、でも ぼけーっとするのには、いい川よね。 また来てくださいよ。 いやーびっくりした。 俺がまさか、こどもの勉強机になるとは思わなかったわ。 人生わからないものやね。 あ、オレ石なんですけどね。 あら、もうこんな時間。 今日も元気に歌ってるね。ずーっと聞いてたから覚えたわ。 気を付けて帰りなさいよ。 さて、私たちも ぼちぼち帰ろうかね。 毎朝見てるとわかるのよ。 今日は楽しそうだな―とか、少し元気がないなーとか 私もたいがい古い公民館だからね。 お互い、元気でいようね。 お、今日も出てきた出てきた。 この大きな猫たちは いつでも、どこでも、楽しそうやね。 ま、おれは疲れるかい 休むかね。 上から見てると、この土地もながいこと おだやかだなと思うのよ。 木城の子たちには、こののんびりした情緒を 大事にしてほしいね。
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